クリスマスですものね
・クリスマスですから、ママゾンから届いたCD3組をようやく聞き終えたところです。
「カルドセプトサーガ」がとにかくボリュームありすぎです。聞いてる途中で涅槃が見えました。
一部からイトケンは落ち目だとか聞こえてきていましたが、ンなわけない。以前の煮えたぎる混沌のような彼から、ようやく一種の安定を得ただけです。これは聴く価値があった。と久しぶりに音楽に対して大満足顔です。
「ミンストレルソング」ロマサガのアレンジですが、これがそもそもイトケンの作曲能力の下降を匂わせるものだとか言わしめた一品だったので、そういう意味では期待していたのですが、見事に裏切られた。確かにかつてのイトケンはいないのかもしれませんが、だからといって堕落したわけではない。スクエアから抜けてフリーになったからでしょうか、以前の泥臭さが消えて、新しい響きを生み出してますよ。
もちろん気に入らない部分がないわけじゃない。けど、そういう部分からも以前の「イトケン」らしい欠点が薄れてきているなと思える。(例えば「ラストバトル」、1ループの区切りをつけてないので締まりがなく聴こえる。が、毎度1ループでキッチリ音楽を終わらせているというのも彼のある特徴だったので、それを打ち破ろうとしているのかなとかそんな風に思った。CDで聴いた限りじゃあ、そんなに締まりがないとも思えなかったし)
なんというかな、基本的にバトル曲がかっこいいのがイトケンだけど、私が最もイトケンらしさを感じるのは情熱よりも静謐で、果て知れぬ沈黙がうかがえるような曲。今回、その点での進歩が目覚しいので「イトケンおわた? バカ言ってんじゃないよ」とあっさりしたもんだった。バトル曲も、なかなか「らしい」変化が見られていて、うむ。
Paul van Dyk についてはまだパッケージも開けていないので後述。
えーこれはピアノのCDだったっけ?
トランスとかじゃなかったと思うけど、よく覚えてない。聴いてみよう。