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ChuChuアイドる

・久々にエロゲやった。あー、肩凝った。

 今回プレイしたのは、
 優良ソフトを満遍なくコンスタントに打ち続けるユニゾンシフトの「ChuChuアイドる」。
 ユニゾンシフトってメーカーの経歴は知りませんが、Accent とかいうブランド名?は、私がエロゲ漁っていた頃には無かったような気がする。他会社と合併したか、内部でソフト毎のカラーリングを明確にするためか、ってところでしょうか。実際、他のチームでは団地妻だとか肉欲あふるるソッチ系も作ってるみたいだし。
 しかし、ユニゾン。こういうスタイルは昔ッからちぃとも変わってないのがすごいぜ!

 
 ・「ChuChuアイドる」
  あらすじ。
 両親を事故で亡くし、学費と生活費を稼ぐために貧乏ヒマなしなバイト三昧。そんなふつー(?)の男子学生、藤木健介は、ひょんなことからアイドル仲内知由の秘密、というか正体を知ってしまった。彼女は吸血鬼 チュチュ・アストラム とエンゲージ(合体)することで、世を席巻する超アイドル「チューア・チュラム」へと変身するのだ!

 …まず設定からすごい。
 「吸血鬼」と「合体」して「アイドル」に「変身」する、とか頭痛くなる単語が目白押し。おまけに主人公も「三年前に親が旅客機事故で他界。保険金たんまりだけど手をつけたくないがためにガテン系バイトに精を出す日々」=フツウ とか言い切っちゃう。どんな世界の普通だ。
 そんな非常識感あふれる日常を展開されて軽い眩暈を覚えた矢先、目の前で変身合体した吸血鬼アイドルに「証拠は隠滅だァ!」と血を吸われて奴隷にされ(=レイプされ)、連れて行かれた事務所はマシンガントーク&やたらテンション高めの社長とおっとり系(とも言い切れない)ロリお姉さんなマネージャーが待ち構える、「慣例」に倣いつつも異空間感120%。ここで10分。
 お約束を連打されてようやく胃痙攣が治まった。さすがだぜユニゾンシフト。 

 学園シーンもお約束のツボを押さえに押さえて、ここのところ頓に飽きやすくなった私をぐいぐいと引き込んでいった。キャラクタの個性を引き立てたギャグセンスがたまらない。つーか、前半なのにトバしすぎじゃないですか。と不安にすらなった(しかし総プレイ時間10時間ちょいと短めのゲームなので、全体を通してこんなノリで安心。
 ラブコメの「コメディ」部分の濃度もさることながら、「ラブ」もニヤニヤ感たっぷりでタイヘン満足。
 またエロについても、さまざまなニーズに応えるべくマニアックなシチュエーションを網羅するかのように用意されているので、ハマればいけるのではないかと思う。ボリュームも、「1つのシーンで二度おいしい」×26通り、という昔のえろげーでは考えられない大容量。ストーリーの核心に触れるようなことをシーン中に描写していないので、スキップもリプレイも問題なく行える(気づいていないだけかも知らんけど。
 各キャラ攻略後に、後日談というか追加エロシーンが出現するので、そこまでされたら100点あげないわけにはいかない。お腹一杯です。
 エンディングでは燃える要素アリアリ、落涙を禁じえん盛り上げ方で、…歳取ったなあ。

 攻略キャラは4人。基本的にそれぞれのキャラ寄りの選択でルートに突入する判りやすい構成。
 選択肢も少ないので総当たり方式での攻略が容易。なのですが、
 しかし知由ルートは難しすぎませんか。そりゃ確かに最終ルートにすべき内容だったけど。

・このメーカーは「安心して」お金を払えるゲームを作るよなあ、というイメージ。
 傑作も無いかも知らんけど、地雷も無い。この価格帯で地雷つかまされたら、エロゲオタや原画オタはともかく、私のような貧乏人は次は買わんだろう。そういう面では優良メーカーだと言える。
 ユニゾンシフトのファンだ、というヒトの話は聞かないけど、アリスソフトやらニトロプラスやらねこねこやらアボガドパワーズやらのように強い個性を持たず優等生であろうとするならば「当然」かも。エロゲオタに、そこら辺の話を聞いてみたいと思う。

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