フェスティバル トランスカップ2006
・なんかサッカーの世界大会みたいなのが開催されているらしいですが、テレビをさっぱり見ないので気付くのが遅れました。サッカーは経験者ですが、世界大会などには全く興味が湧きません。スポーツは見るものではなくやってこそのものですからー。からー。からー。
デ、今回。そのFIFAだかの記念だろうと思いますが、各国のサッカー応援歌をトランスアレンジしちまったやー。というアルバムを蔦谷の視聴プログラムで発見しました。蔦谷に行ったのも暇つぶし、「あーそういや新聞で何か盛り上がってたっけ」と曖昧な心持ちで聴いてみたところ、「アイーダ」行進曲のイントロで痛烈なシャイニングウィザード。ズガーン。
たった20秒足らずのメロディで悩殺されてしまいましたので、何の躊躇も無く夏目さん三人と引き換えにしてしまいました。食費とかどうするつもりですかね。どうにかなります。ならなければ死ぬだけだ…。新しい音楽の為であればその程度の覚悟は何時でもできています、まさのひとですおはようございます。
さて。このトランスカップは、前述しましたように各国のサッカーの応援歌をトランスしてしまったバカアルバム(褒めてます)。ダンスに近い、大衆向けのカルいサウンドです。それはまあ、商売っ気丸出しのこのCDのコンセプトからも予想できたので文句はありません。視聴で脳みそ揺さぶられた私からすれば、アイーダさえ聴ければそれで良かったので、それ以外の17トラックはすべてボーナストラックに近い。…というのはさすがに言いすぎですけど。しかしボーナストラックで再び、三度も感動すれば、もう充分なわけです。
エアロスミスの有名曲(らしい) Tr.2 CUP OF LIFE や、どこかで聴いたことのあるTr.6 Go West 。ジンギスカンから島唄、翼をくださいまでもアレンジかましているので、誰が聴いても何かしら引っ掛かる曲があるというのが強み。そして同時に、有名曲だからこそそのアレンジ能力の如何が問われるというのが聴きどころなのだけれど、少なくとも私は「アイーダ」で最初ッからやられてたクチだから「可」以下の評価は無いのだが、それでもある程度の水準を満たしているんではないかと思った。最高ではないけれど、高いレベルにある。曲目で言えば、Tr.3 ではシャンゼリゼのナンパ通りをアレンジしているし、その流れで「威風堂々」、「アメイジンググレイス」を選曲しているのは私のツボを押さえている気がしてならない(気のせいだろうけど。その一点一点で、曲の特徴を生かした構成にしてあり、音使いもサッカーを意識しているのかそういった類のものが多数用いられていて、なかなか感心させられた。あとは、全体のまとまりが良いというのも、聴いたあとの納得に繋がっていると思う。
眠くて自分でどういう文章を書いているのか分からないですが、まあ、そういうCDもあるよということで。