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リスメド氷河地帯

・ルドラの秘宝「The Spirit Chaser」を聴くためだけに更新しています。
 ほかにやること無い。

・朱色の研究にて有栖川有栖が、探偵という役柄について「さながら巫女のような」と漏らしていますが、この部分だけを用いるならば彼、有栖川有栖もまた、己が内面から浮き上がる小さな気泡を拾い、拾い集めて幾許かの形を与える「さながら巫女のような」職業的役割を持っているような気がします。かつてどこぞの地方紙が、今ヒロイックストーリーが持て囃されるのは「(彼女らは)さながら巫女のような」立場に置かされているからなのだろうと、今でも割りと笑えるコラムを書いていました。私はあの頃書いたことと同様に、ヒロイック(女性主人公)が流行るのはオタ=萌え商業がそこそこ安定して稼げる、という式が成り立つから、ただそれだけのことだと信じていますが、しかしこの構図。彼のコラムと照らし合わせることが不可能では無いような気がしてきました。
 まあ、戯言ですので聞き流し推奨。あらゆる意図を無視して「巫女」という一点のみを見てみる。巫女というのはいわゆる「人柱」的な意味もあり、まあ神様の「俺の嫁」なわけです。神様が「こいつは俺の嫁!」と認める女性、これと女性主人公を置き換え、さらに彼女らをありがたいもののように崇拝するオタどもを加えてみる。そして、かつて巫女の取り仕切った神事(神様の嫁が、篝火焚いたり舞いを披露したり、メイドの如く働く様)に集まる心身深い民衆と、周囲にもたらされる金銭的影響とをダブらせてみると。
 うむ。確かに一見、こいつは「さながら巫女のような」役割を果たしているといえなくも無い。
 面白いなあ。巫女萌えとか意外と馬鹿に出来ないぞウウム。
 
・ちょうど曲が盛り上がってきたので寝ます。

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