Quartett!
・初回、新品未開封でした。
ゲームディスクが必要になったのですねえ…。面倒くさ。
てなわけで、かるてと始めました。
初回プレイは、ロードなしでガンガン突っ走るという、昔のロープレ方式を採用。
簡単に感想も書いときます。
・ユニルートクリア。CG回収率48%
まずはすべてをひっくるめた全体的な部分。これは良いといえる。
グラフィカルな演出もパワーアップしているし、それから生み出される雰囲気も良く練りこまれていてステキ。システム周辺も使い勝手良く改良されている。まだ使ってないけどスキップ機能が実装されているのは僥倖だ。
細々とした部分に突っ込みを入れていくと、まだまだ甘さを感じる(垢抜けない、という意味ではなく洗練を見込めそうな)ところもままあるものの、ゲームとしてのこのナントカシステムは良い方向に向上していると思える。
「白詰草話」ではアニメのように各話方式を取っていたシナリオも、今回は「日付経過」と「アイキャッチ」の二つを挿入することで、進行は前回よりもやや単調にはなってしまっているが、丁度良い止めどきを作ることに成功(個人的には、各話のほうがメリハリがあって好きだけど。これはシナリオ上、このカルテットでは使いづらい面があるだろうから良しとする。また、アイキャッチの時間が短縮されている。快適にプレイできる、というのがこのゲームシステムで最も重要な点なので、ほんの些細な事ながら、ストレスを減らすのに貢献している。ブラボー。
さて音楽はというと、これは少しまずかったかな。BGMとしての一曲一曲の完成度は白詰草話のほうがよほど高いと思えた。なぜなら、リッピングしてまでも聴きたい曲が見当たらなかったのだ。白詰草話のときはもう、初回プレイ直後、ものすごい勢いでプラグイン探したものです。それと比べてみるとやはり、耳に残る曲があまりに少ないという点で若干、劣っているかな。舞台を意識しすぎたのだろうとは思うが、残念。無論、悪食ともいえるほど「私の味覚」はおかしいので、その事は踏まえていただきたい項目。
システム。先に書いたように「倍速オート」とは別に「スキップ機能」が付加されたのは良い進化だった。「倍速オート」も、選択肢ごとにキャンセルされる仕様がなくなったおかげで、快適にプレイで居るようになっている。但し、個人的に不便だと感じたのは、オートをキャンセルする方法。おそらくオート以外のキーを押すことでキャンセルされるのだろうけど、それに気づかずに速度上げまくってパニックに陥るということが何度かあった。これは白詰草話でも同じだったかな。出来るなら、右クリックでのキャンセルも実装して欲しかった(いや、もしかするとコンフィグで変更できる項目なのかもしれないけど。
シナリオ、は、出来る限り言及を避けたい。
書くには書くけど、感想として、残り二人(だろうなおそらく)を攻略してから書きたい。
ユニルートに関して言えば、双子入れ替えという最も安易な方法を採らなかったことに敬意を表したい所存。双子を入れ替えてプレイヤーを試す(というのか知らないけど)ようなシナリオが反吐が出るほど嫌いなので、好感の持てる展開だったなあ、と。それに、思いのほか深い部分まで考えてあったなあ、とこれを書きながら思った。白詰草話で挙げれば「沙友」みたいな。
例の三人もゲスト出演してるのが、まあ、安直ながら嬉しいポイントだった。
さあ、今日一日で全員分終わらせよう。フラグ全然分からんけど。