勉強も兼ねて水槽立ち上げを計画
・最近サボっていたので、アルバイトに必要な知識について勉強を始めることにしました。
そのために、わざわざ狭い自室にスペース作って水槽立ち上げる準備。
25x25x30規格、20L未満の小型水槽なのですが、これでは勉強としてはあまり役に立たないので、改造して水量を約二倍に増やそうと画策中。
というのも、前提として水槽というのは「水」と「魚」と「ろ過」という三つのバランスの上に成り立つものなのです。「魚を飼う」ということはすなわち「水を飼う」ことであり、飼育水を安定させることが、魚の状態を安定させることと同義というわけです。
とりわけ、小型水槽のように水の絶対量が少ない水槽では、「魚」の量に対して「水」の量と「ろ過」のチカラのバランスが取りづらいので、水量は(限度はありますが)とにかく大量に確保するのがベター。もちろん、水量を増やしすぎて魚の総数とのバランスが崩れては元も子もないので、魚もそれなりの量を用意する必要があります。
この飼育水槽(魚が入る水槽=上記の規格水槽)であれば規定量は、Mサイズネオンテトラが12匹程度(※)ってところ。これに、洋風ドジョウやオトシン、小型プレコなどの底モノを中心にした魚類を、ネオンテトラで例えれば10~14匹程度飼育する予定です。けっこうギリギリまで入れます。
勤務中の説明では「水槽に余裕を持つべし」と説く私が、どうしてギリギリまで魚を入れたがるのか。
それが今回の改造の主眼なのです。
「水量を増やす」改造と書きましたが、具体的には「二つの水槽を接続する」ことが目的です。
メインとなる飼育水槽とは別に、「水」を確保する水槽を設けようというわけです。で、ついでだからその「水」水槽を超巨大フィルターとして使用し、三つの柱の一つ「ろ過」部分を拡大しようと。
もともと水量二倍が目的なので、最も安価な20Lの水槽を用いる予定。これは本来なら60cm規格水槽ですら余裕で支えられる規模の「ろ過」になります。ちなみに市販されている外部ろ過装置ですら、5Lとかその程度の容量です。これを20Lの水槽に用いようってんだから考えただけで笑えます。HAHAHA!
貧弱な装備のディスカス水槽にも同じことしてやりたいくらいです(これがうまくいけばバクテリアごと移植する手もあります。
水の動きですが、オーバフロウと呼ばれる「勝手に水が落ちてろ過される」方式が電気代を鑑みると最も安価なのでこれを採用します。文章で説明すると…。
・ろ過槽の水が、ポンプで飼育水槽に運ばれる
・飼育水槽の水がどんどん増える
・限界水位を超えるより以前に、飼育水槽内に設置した「落とし口」から水が逃げる
・ろ過槽に戻る
という流れなのですが、三番目が判りにくい気もします。「落とし口」は水槽の限界水位より低い位置に設定するので、「液体はより(圧の)低い部位へ移動する性質を持つ」ため、決壊よりも早く「落とし口」から逃げていくということになります。なんかの法則だった気がしますが忘れました。
これだと、必要となるポンプは、ろ過槽から飼育水槽への道順だけ、となります。お財布に優しい。
・今日は材料と工具を買い込んできました。
総額で6000円。
さらに魚を飼う環境を整えるのに同額程度の出費が必要。ついでに材料も足りてません。
ぼちぼち道具をそろえますが、年内に動かせるかどうかは難しいですね。
改造だけは終わらせるつもりですが。
(※)魚の飼育総量を出すきちんとした計算式もありますが面倒だし、「規格を壊す」という企画なので今回は概算です。