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夢の中の居心地の良さは異常

・あまりの気持ち良さに吐いたwww
 目が覚めた時の絶望感は自殺レベル。

 デジャヴ、てのがありますよね。
 「既に視た感じ」と書くあれ。なんでも脳の時間感覚が狂って生じるモノらしいですが、
 この認識の仕方には、わたし、ちょっと疑問があります。矢沢ですね、わかります。
 このデジャヴという現象は、私の身の上に限っては頻発する「予知夢」の形のひとつです。

 前にも書いた記憶がありますが、
 他のヒトが如何様な人生を歩んでいるのか、私には知り得ません。(それこそ独我論になるので端折りますが)人の持つありとあらゆる感覚、ヒトが持つ自我とそれにまつわる「常識」の共有とは幻想でしかなく、人は「自ら」の感じるもののみが真実であり、現実と呼ばれるべきものなのです。それが私の信条というか、唯一縋れる真実です。
 世間と自分との間にあるズレは、誰もが感じているものなのか、それとも自分だけが外れているのか、うかがい知ることしか出来ません。今回は「デジャヴ」についてのみ語りますが、まあ、どうせヘンタイで変人で他の誰よりもフツウなオッサンのたわごとです。
 別に共感も反論も必要のない文章なので、あとはよろしくお願いします。

 他の人はどーだか知りませんが、夢から覚める一瞬、怒涛のようなイメージが目の前を過ぎ去っていくことがあります。または、夢の中のワンシーンが、どうしても頭から離れない。夢を覚えていることは稀なんですが、その、強烈な一瞬のイメージのみが、脳に刻み込まれるとでもいうのか、へばりついて離れないことがままあります。
 具体例を出してみますが、つい最近のことだと、二日前。
 夢で見たイメージでは、場所を特定することは叶いませんでしたが、そこに「彼」がいて、低い「台」の上に「ノートを広げて」何かを「書いている」。そして私と「彼」は「対話」していました。内容は、「私達の業務内容と人事のグチ」というか、バイトたちの気の抜けた仕事振りに関してですね。
 これを視たのは実は数ヶ月前で、今回のイメージとはまったく異なる人間について悩んでいた時期のこと。とうとう夢にまで見たか、と苦悶したのを覚えています。
 しばらくは頭から離れなかった印象的な映像も、ここ最近は思い出すこともなく忘れていたといっていいでしょう。
 そして11月16日の閉店間際、不意に強烈な違和感におそわれました。時間が歪むような、と表現して的確かどうか。急に視界がグリーンを基調とした二元フィルムへと切りかわったのです。視界の変化、これこそが、私が「デジャヴ」としている現象の特徴的なところです。
 心当たりのあった私は、ゆっくりと(急いで動こうとしても体が動かない)周囲を確認しました。
 「視た」覚えのある場所で、私の目の前で「彼」が、「作業用の台座」の上に「業務用の連絡帳」を広げ、几帳面にも売り上げに関する注意事項を「書き」込んでいる。
 そして私は、まるで決められたセリフをしゃべっているかのように半ば自動的に声を掛け、最近はメモを取らなくなった、という彼の「聞き覚えのある台詞」を耳にしました。そう、これがあったから「グチ」だと判ったんだ、とその時に気づく気持ちの悪さ。毎度ながら、胸にリアルなむかつきが込み上げますよ。

 最近になってこの手のはっきりと自覚のある「デジャヴ」が増えてきているのですが、
 そこらへんは良く思い返せば、最近は時間の間隔(誤字でなく)が狂ってきているので、
 周期のズレは起こっていないのかもしれません。
 「次の会話の内容までトレースできる」レベルの既視感は、三度あるうちの一度、という頻度ですが、こちらは徐々に増えている気がします。いや、逆かも。はっきりと「夢」を覚える頻度が増している、ような気がしてきたぜ。どっちでもいいか。

 「体験」というのは性質の悪い宗教に似ている、と言いますが(言いますか?)
 ここまであからさまに体験したことを、「いえそれは脳の混乱による錯覚ですよ」なんて諭されても納得できねぇぜ。
 しょせん他人には私の自我を経験することなんて出来ないんだし、自分が納得していればそれでいいや論(独我論のこと)を好むのも、この体験ありき、二元論でもなしにコレだけって事も無いですが、一つの要因になっています。

 以上のような事を、デジャヴを期に思い出した。んじゃ、今から風呂入って夢の中に逃げます。
 夢を「単なる脳の見せる幻想」だと言う他人がいますが、私からすれば「一定以上のリアリティを有する幻想」はすなわち現実とイコールなのだデスヨ。

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